カーボン (CFRP/CFRTP)製品

小型製品(日用品・携行品向け)

　プレス成形やインジェクション複合成形を用いたCFRP(熱可塑樹脂)の新たな成形方法を試作しています。
様々な試作を重ね、現在では、細密な意匠を再現する成形によってデザイン性の高い製品や、精度や強度高めた製品を目指しています。
　

小型化・強度の追求

　 ＣＦＲＰの軽量かつ強度が高い、という特徴を最大に発揮させるべく、小型で細くて、且つ強度を保持した製品の試作を行っています。
製品内の樹脂と繊維のバランスを調整していくことで、より高密度・高硬度の製品をつくります。
この成形では、強度の求められる工業製品や携帯用精密機器への応用を考えています。
日用品 時計バンド用

上載写真の製品のｻｲｽﾞは横８．９mm×縦４．９mmです。 内面は繊維の含有量が高く、完全に均質な状態です。



エッジ

　意匠再現性の追及

樹脂の射出成形で再現されるような、製品意匠の再現性を高める試作を行っています。


（中央の模様の深さは約０．５mm）


左 白: ｱﾙﾐ蒸着ｶﾞﾗｽﾌｧｲﾊﾞｰ繊維+TPU樹脂
中 黒: ｶｰﾎﾞﾝ繊維+TPU樹脂
右 城: ｶｰﾎﾞﾝUD+TPU樹脂


名古屋市丸八テント様製品
カーボン繊維で西陣織を再現
（素材について詳しくはこちら→PDF）