石油系樹脂「ABS」と植物系「ポリ乳酸」の2種類の素材で製作しています。
写真の製品はいずれもABS製です。形を作り上げていく際に、内部に"サポート"と呼ばれるメッシュ上の
補強(足場のようなもの)を組んでいきます。
細密な形状を作るには外形をABS、サポートをポリ乳酸でつくり、完成後に強度の比較的弱いポリ乳酸製のサポートを取り除いていきます。(写真_右)
写真は寸法検査用の冶具を作ったものです。 樹脂ヘッドは3Dのデータののとおりに動きますが、樹脂の溶け具合によって、注入量・固まる時間が異なってくるので、一定の精度を出すためには、同じ条件での 試作→収縮拡大率の計算が必要ですが、我が社内でも様々な用途への応用することができそうです。